X(旧Twitter)はいつから「バズりを狙う」場所になってしまったのか?

X(旧Twitter)はいつから「バズりを狙う」場所になってしまったのか?

こんにちは。今日は、X(旧Twitter)がいつからバズりを狙うようなプラットフォームになってしまったのか、について考えてみたいと思います。

元々、Twitterは日常のつぶやきを共有するシンプルなツールだったはず。でも今は、みんなが「いいね」やリポストを狙った投稿を工夫する場所になっています。歴史を振り返りながら、考察していきましょう。

Twitterの始まり:シンプルなつぶやきの時代

Twitterは2006年に生まれたマイクロブログサービスで、最初は「今何してる?」みたいな短いつぶやきを友達と共有するものでした。当時は、タイムラインが投稿順(クロノロジカル)で並ぶだけ。バズなんて概念はほとんどなくて、ニュースの速報や日常の会話がメインだったんです。

例えば、2007年にハッシュタグが導入されたのが最初の変化点。これで話題をまとめやすくなって、コンテンツが広がりやすくなったけど、まだバズを狙う文化は薄かった。2009年にリツイート機能が公式化されると、面白い投稿が一気に拡散されるようになりました。ここで、ちょっと「シェアされやすい投稿」の意識が生まれたのかも。

この頃は、インフルエンサーが台頭し始めた時期。2010年代に入ると、セレブやブランドがTwitterを使って宣伝するようになり、フォロワー数やエンゲージメントが大事になってきました。でも、まだ本格的に「バズ狙い」の場所じゃなかったと思います。みんなが自然に投稿して、自然に広がる感じ。

転機:アルゴリズムの導入とバズ文化の加速

本格的に変わったのは、2016年頃じゃないかな。Twitterがタイムラインをアルゴリズムベースに変えたんです。それまでは投稿順だったのが、Twitter側が「これ面白いかも」って判断して上位表示するようになりました。 これで、いいねやリツイートが多い投稿が優先的に見られるようになり、みんなが「どうやったらアルゴリズムに気に入られるか」を考えるようになりました。

この変化の影響はとても大きい。アルゴリズムはエンゲージメント(反応)を重視するから、感情を揺さぶる投稿や、議論を呼ぶものがバズりやすくなった。結果、過激な意見や可愛い動物動画、トレンドに乗ったネタが氾濫するようになりました。 2010年代後半には、インフルエンサー経済が本格化。バズればお金になる、みたいな流れができて、投稿が「狙い撃ち」っぽくなった。

さらに、2022年にElon MuskがTwitterを買収してXにリブランドしたあたりで、加速した気がします。アルゴリズムを公開したり、プレミアム機能でリーチを増やせるようにしたり。 ここで、バズりを狙う人が増えた。なぜなら、アルゴリズムが政治的なコンテンツや低品質なものを増幅しやすくなったから、って指摘もあるんです。

なぜバズり狙いが主流になったのか?

じゃあ、なぜこんなにバズりを狙う場所になってしまったのか。いくつか理由を考えてみます。

  1. アルゴリズムの影響:前述の通り、2016年の変更が大きい。クロノロジカルからアルゴリズムへ移行したことで、投稿の「質」より「反応」が大事になった。バズれば上位表示されて、さらにバズるループが生まれる。

  2. ソーシャルメディアの商業化:Twitterが広告やインフルエンサーマーケティングの場になった。バズればフォロワーが増え、仕事につながる。企業も拡散を狙ったキャンペーンをやるようになった。日本では、2020年代に入ってからバズる時間帯(朝7-9時、昼12時、夜18-22時)とかを分析した記事が増えた。

  3. ユーザーの心理:人間って、承認欲求がある。バズるとドーパミンが出るし、フォロワーが増えて嬉しい。Xの投稿を見ると、「万バズした」って喜ぶ人が多いけど、それがいつからか「目的」になってしまった感じ。 初期の「どうでもいいことをつぶやく場」から、みんなが戦略的に投稿する場へ変わった。

ただ、悪いことばかりじゃない。バズりのおかげで良い情報が広がったり、社会運動が起きたりもする。でも、過度にバズり狙いになると、フェイクニュースやヘイトが増えるリスクもある。

まとめ

結局、Twitterがバズ狙いの場所になったのは、2016年のアルゴリズム変更が大きな転機だったと思います。それ以前は自然な広がりだったけど、そこから「狙う」文化が定着した。Elon Muskの買収でさらに強調された感じ。

今、Xはバズを追いかける場所だけど、たまには初期の精神に戻って、気軽につぶやくのもいいかも。バズりは一時的だけど、本当のつながりは長続きするはず。

読者の皆さんはどう思いますか? ぜひコメントで意見を教えてください。

(参考文献は歴史的事実に基づいていますが、考察は個人的な意見です。)